
女性に限らず人間には本来、性感と言われている感覚はないという話もあります。
人間の皮膚が判別できる感覚とは4つに分類されます。
①痛覚・・痛いという感覚
②温度覚・・冷たさや暖かさといった温度を感じる感覚(冷覚・温覚と分けられることもあります。)
③触覚・・触られたということがわかる感覚
④圧覚・・押さえられた感じ
これら4つは表面感覚といいます。
表面を刺激するということは、この4つのいずれかで感じているということになります。
ではこれらをミックスして性的興奮を得られる人は正常で得られない人は不感症だと簡単にわけられるものでしょうか。
ここで少し話がそれるかもしれませんが、味覚も同じように分類されます。
甘味・塩味・苦味・辛味・酸味・渋味と日本で発見されたと言われている旨味の6種類からなります。
食べ物がおいしく感じるというのは、単純にこれらの組み合わせがその人にとっての最高の配合であればおいしいというものでもないはずです。
まったく同じものを食べてもおいしいと感じるときとそうでない時があります。
などなど
周りの状況や自分の気持ちでおいしさはかなり変わってくるはずです。
ここでセックス時の感じ方に戻りますが、状況や相手、自分の気持ちなど様々な要因で気持ちいいと感じるのかそうでないのかが味覚と同じように分かれるはずです。
とくに愛する人と性行為に及んだ場合、もし相手がそれほど経験がなく十分に感じることが出来る段階まで刺激を与えずいきなり行為に及んだ場合はどうでしょうか。
愛するがゆえに感じられない女性の方が逆に彼に対して申し訳ないという気持ちが湧いてしまうといつまで経っても改善するはずがありません。
薬にたよるのもひとつの方法かもしれませんが、このサイトで提案したいのは不感症は決して病気ではないということです。
※全てがそうだとは言えませんが・・・。
不感症かもしれないトラウマが余計に感じたいという気持ちを制御しているかもしれません。
触られたという感覚
痛いという感覚
熱い・冷たいという感覚をお持ちなら
間違いなく感じることが出来るはずです。
まずは自分に自信を取り戻してパートナーとの楽しい時間を過ごすことから初めてはいかがでしょうか。
いつもと違うファッションなども効果的かもしれませんね。
心を豊かにするために一緒に本を読んだり映画に行ったりするのもプラスになるはずです。
セックスで感じるための方法はまずお互いがお互いのことを愛おしいと感じることが必要です。